今年の2月に千葉で開催されたブルベ300キロは、
時間が経過するにつれて、気温が下がる寒さに負け、
途中、125キロで無念のリタイア。
その雪辱戦として、各地のブルベ300キロを検索したが、
東北大震災の影響もあり、中止がおおかった。
また、今年8月には、ブルベのオリンピックが
パリで開催された関係で、今年のブルベは、
ほぼ、1週間程度で参加締切が続出した。
そのような中で、北海道で9月23日に300キロの
開催をしり、数か月前に予約を入れた。
今年は、体が不調で、膝、腰、と次から次に痛みが出て、
体の手入れに時間を要した。
夏から、本格的にと考えていたが、猛暑が厳しく、
思うようなトレーニングができなかった。
9月の2週目に、島根益田・萩で月曜日から土曜日まで、
毎日、自転車の走り込みをした。
茨城に「茨城空港」が出来て、2年目、
茨城空港から、スカイマークで1時間5分で新千歳空港に行ける。
新千歳空港からJRの電車に乗り、35分で札幌へ。
札幌のホテルに2泊して、北海道ブルベ300に参加した。
ルートを知りたい方は、「ルートラボ」を開き、
「ルートを見る」→「北海道パノラマ300」で検索。
以下、簡単な感想です。
1.300キロは、どうしても夜の部分にかかるので、それなりの覚悟がいる。
2.普段より、平地のスピード練習、上りの練習がかなり必要。
3.北海道は、山岳が多く、坂の長さがとてつもなく長い。
4.ブルベは、スタップの方々がボランテイアでやっている。
人の優しさに感動した。
5.20時間近くも、ペダルを回していると、自分は生きているという実感をした。
(1)札幌の大通り公園でのスタート時の諸注意。
参加者、ほぼ60名。300キロの制限時間は20時間以内。
スタートは朝の6時。最終ゴールは、出発地点に翌日の朝2時までの戻ること。
(2)小樽を過ぎ、最初の坂、「毛無峠」から小樽の町を望む。
(3)赤井川村あたりから、「羊蹄山」を望む。
(4)ニセコスカイラインから「岩内町」を望む。
(5)自然に溢れる「ニセコ湿原」
(6)白樺が多い、ニセコスカイライン
(7)ニセコスカイラインからニセコ町方面を望む。
(8)ニセコ町を過ぎ、走ってきた方面を振り返る。
途中、景色のきれいな場所を見つけては、自転車を停めて、撮影。
途中でのストップは、走るリズムが崩れることもあるので、
できたら、ノンストップがいいのだが、
折角の景色なので、ストップすること多し。
他の人は、誰ひとり、ストップしないで、そのまま走っていました。
写真の為に停車することが多いので、
休憩は他のひとが15分とるところを5分で切り上げ、
走りながら、休むことにしました。
スタートが朝の6時、
札幌の大通公園に戻ってきたのは、夜の12時を少し回っていました。
夜の山中は、どんな動物が出てくるかと思うと、恐怖感があります。
真っ暗な山中で、パンクでもしたら、どうなることでしょう。
想像しただけで、ゾッとします。
私は、終始、一人で走りましたので、自転車の故障だけが
心配でした。
幸いに、故障も、落車も、事故もなく、走り終えホットした所です。