ついに入院の時が来たか

  • 2015.12.10 Thursday
  • 06:00
JUGEMテーマ:日記・一般

 
 55歳の時に、友人夫婦と5人でドイツの

フランクフルトでレンタカーを借りて、

アウトバーンを走行し、チェコ・プラハまで車の旅をした。


その旅で、自らの体重超過に気づき、帰国後に

自転車ロードバイクに目覚めた。

そして、2年目には国内のイベント大会へ率先して参加した。


その大会とは、ヒルクライムである。

ヒルクライムは、クラッシュの事故がないので安全だ。

また、それに併せて、パリ・ブレスト間往復1200キロの

ブルベオリンピック出場を夢見た。


60歳で退職したが、

退職前の3年間を片道35kmの道のり、

柏市江戸川台から北区王子まで、

雨の日以外は、自転車で通勤して心臓と脚を鍛えた。


何と、最初の二年間は、職場の地下室に

自転車を保管し、そこで着替えしていたが、

三年目あたりで、職場から自転車通勤を辞めるよう

勧告を受けても、自己責任で続けた。


何と、王子駅前にレンタル1室を借りて、

そこに自転車と着替え一式を保管した。

そこまでして、往復70kmの道を毎朝夕通勤した。


そうして、60歳で退職すると、

自転車の練習はよりハード化した。

できるだけ傾斜のキツい坂を求め、

できるだけ長距離を目指した。


その猛練習の成果かどうかわからないが、

体重88kgあった体重が、73kg辺りまで下がった。



気がつけば、自宅にはロードバイクが4台に増えていた。


毎朝、7時には、自宅をでて、帰宅は夕方の6時前後、

転機が訪れ始めたのは、2011年の東北大地震の翌年辺りからだった。

所謂、不整脈というやっかいなものに悩み始めた。



自転車に、ガーミンのナビと胸に心拍計を付けて

トレーニングしていたが、どうも心拍が不安定なのである。


いつしか、専門医の診断を受ける度に、

恐怖感からか、次第に自転車にまたがる機会も減った。

不整脈は心房細動とのこと。


かくして、大動脈弁狭窄症という診断が下った。

心臓には、大動脈弁と三角形の弁があり、

普通の人の開口面積の平均は3cmである。


私の場合は、3年前辺りで、1.03センチ、

それが、今は0.7センチである。

これが0.3センチになると息苦しくなる。


これ以外に、長年の高血圧が悪影響して、

心臓の肥大が見られる。


今回、千葉西総合病院でMRIを撮ったところ、

どうも心臓を覆っている血管が怪しいとのこと。

自己症状が出ないのは、心臓が弱っているからとの診断。



放置すると、心不全か心筋梗塞が出るだろう。

まあ、放置して、そのまま死亡するのもいいが、

一応、積極的な治療をすることにした。


まずは、心臓を覆う部分の精密検査。

これがはっきりしないと、心臓の手術方法が明確にならないらしい。


とのことで、今回、人生初の入院検査となった。

初日から、色んな検査、検査。

前もって聞いていなかった検査もあった。


明日が、メインの心臓のカテーテル検査となる。


この検査を終了しても、今月はあと3回の通院検査、

来月初めに1回の検査と診察、

このような手続きを経て、心臓の手術になるのだろう。


誰しも、齢を重ねると、色んなことが身体に現れる。

入院のことは、ブログには出さない予定だったが、

ひとつの記録として残すことにした。


夕方、病室から、夕焼けの富士山が見えた。

富士山に慰めてもらった。



 

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