CPX(心肺運動負荷試験)検査 で検査担当医がギブアップ
- 2012.06.19 Tuesday
- 18:47
JUGEMテーマ:日記・一般
西麻布3丁目にある「心臓血管研究所付属病院」で、「CPX検査(自転車)」を受けました。
<CPX>とは
運動中の心臓の機能と肺の機能を両方同時に測定する検査。
心臓の機能の評価は主に心電図により狭心症、心筋梗塞、その他の心疾患の有無や程度を判定。
また運動中の血圧測定により高血圧の有無を判定する。
肺の機能の評価は呼気ガス分析装置により1分間に酸素吸入量や、二酸化炭素の吐出量を測定。
それにより心臓のポンプとしての予備能力を知り、心不全の程度が評価可能となる。
この検査のもう1つの特徴は、心臓に病気がある人、高血圧や糖尿病で運動療法が必要な人が、
心臓に過常負担をかけずに、安心して運動を楽しめ、運動の強さがわかる。
<検査目的>
運動耐容能測定
心不全重症度判定
心血管イベント(狭心症・不整脈)発症閾値
息切れ等の精査
運動処方箋作成
<検査方法>
自転車をこぐか、あるいはベルトの上を歩く。
まず呼気ガス分析のため専用マスクを着用。これが運動の支障になったり、呼吸困難にはならず。
最初、安静時の心電図を4分間測定、その後運動を始める。
少しずつ運動を強め、足がきつくなるか、呼吸が苦しくなるか、胸が痛くなるかまで運動を継続。
その後6分間は安静にして心臓と肺の回復状況を調べる。
<実際の検査>
私は、自転車での検査であった。
途中で、息苦しくなったり、ペダルが一定の回転速度で回せなくなれば、
ギブアップしてくださいと言われた。
しかし、最高50分経過してもペダルを回しているので、検査担当医から終わりの合図。
日頃から、坂道をこなしているライダーならば、誰でも限界まで出来る感じであった。
ペダルを回すコツを知っているので、ライダーには楽である。
もし、これがベルトの上を走る検査であれば、ものの10分でギブアップしたであろう。
それだけ、走るのは慣れていないから。
<自己判定>
これだけ、限界まで自転車に乗っても、どこも悪く感じない。
不整脈が出ていても、今後は様子見でいいのではないかと思う。
最新の弁に交換する手術も可能ではあるが、今時点では、いいのでは。
来週火曜日には、研究所長の「山下 武志 先生」から検査結果報告を戴きます。
何事も、十人十色でいろんな症状があるものです。
何と、病院の前に「トレックJapan」のお店がありました。
台風の影響でお客さんはいませんでしたが・・。
ワンちゃんの散歩上の注意
近くにある「グランドハイアット東京」の正面玄関前の岩のオブジェ
(近づいて見ると、洞窟内の絵に似たものが描いてあります。)