ANA羽田発575便、萩・石見空港行き
午前11:15に予定通り、羽田を離陸し、萩・石見空港へ向かう。
おっと、1時間15分の飛行でやっと萩・石見空港に着陸かと思いきや、
追い風が強く、一度タイヤを滑走路に付けて、再び、飛行機は舞い上がった。
機長の説明では、向かい風が、予定の数値を超えた為に、着陸を断念したとか。
15分後、再度、着陸体制に入るも、前回よりも、気象条件が悪化し、
今度は、高度を更に、高く上げる。
機長の脳裏に、昨日のつくばの竜巻が横切ったか?
何と、飛行機は、鳥取の米子空港を目指したのだ。
15分後、米子空港で飛行機をおり、そこからチャーターされたバスでJR米子駅に向かう。
幸いに、10分も待つと、特急がやってきた。
時間がなく、切符も買わずに、判子だけもらって、乗車。
なんと、自由席も、指定席も、いつもはガラガラなのに、
今回に限って、どの席もすぎに満席状態近くになる。
指定席が空いている席に腰を下ろす。
しばらくして、新しい乗客がやって来て、席がなくなるも、
幸いに、隣の席が空いていて、結局、益田まで座って行けた。
列車は、特急スーパーおき号。
列車は2両編成、先頭が座席指定、2両目が自由席。
萩や益田方面の旅行を企画していた人たちは、列車の中で、今後の予定変更の
打ち合わせに大変そう。
私の方は、夕方、無事に益田へ着けばそれでいいわけだが・・・。
萩・石見空港は、規模が小さすぎて確かに風の影響をもろに受ける。
はるかに広大な米子空港に着陸して、そのことがよくわかった。
山陰線は、単線で、日本海を横目に見ながら走るが、
それが、なかなか爽快である。山陰は、ともかく、空気が澄んでいる関係上、遠くまで
本当によく見えるのである。
中国からの黄砂が、実際は白砂だが、飛来し、靄がかかったような天気。
それでも車窓から眺める日本海は風情があった。
強風のお蔭で、松江の宍道湖、松江を過ぎてからの美しい日本海を
堪能できた。列車の旅もたまにはいいものですね。(笑)
羽田から飛来してまもなく雪を頂いた山が見えた。
普通は富士山だが、富士山に似ていない?
萩・石見空港にやっと到着と思ったら、タイヤが大地に一度接触して、
何と、すぐ急上昇する。
理由は、追い風が許容値を超えたらしい。その時の様子。
米子空港へ着陸します。
特急の車窓から、日本海を写す