イタリア、フランスで行われる自転車レースを
TVでよく観戦して感じることがある。
それは、家並みがとても綺麗で、風景に溶け込んでいる。
建物が建物として存在している。
ところで、日本の街の風景は外国と比較してどうだろうか?
家並みが風景の中に存在しているだろうか?
建物の周囲に、巨大な広告が占めていないだろうか?
広告が巨大であれば、内容もそれに比例しているかな?
そうであればいいのだが・・・無闇矢鱈に大きいのではないか?
観察すれば、大き過ぎると言える広告看板のオンパレードであった。
そこで、自宅周辺の広告をカメラに収めた。
巨大なので、100メートル離れた場所からでも、
カメラで撮影できた。
ああ、町並みが大広告看板で埋もれて泣いていた・・・
一度、この広告を撤去して、
街の個性とは何かを発信して貰いたい。
お店も、中身で勝負する実力を競うものになって欲しいと感じた。
(1)何も、上下に2つも要らないだろう。単なるローマ字との併記。
イタリアン・カフェ・レストラン
(2)一見して、何? 下の方に焼き肉、寿司、デザートが小さく書いてある。
平仮名で「すたみな」とは、英語の Stamina からとったものだろう。
ならば、上に Stamina として、下に スタミナとすべきでは?
東京オリンピックで、外国人が増える。「太郎」の意味は?
(3)中華料理店か
日本料理、中国料理ときて、アメリカ料理とは言わないか。
「桃」のマークの由来とは?
Bamiyan は、シルルロードの中心にあったアフガニスタンの古い都市。
東西の文化の交流の地として栄えた。それに因み、世界をクロスオーバーさせた
新しい中華料理をお届けしたいという思いを込めてらしいが・・・
桃は、中国では不老長寿になる果物らしい。
大きければいいというものではない。
街に溶けこむものが欲しい。
Simple is best. であって欲しいなあ。