M-idea 自転車インプレ 第2弾
- 2012.04.22 Sunday
- 00:54
JUGEMテーマ:日記・一般
本年度、3回目のブルベ、ランドヌール宮城 BRM421、200km 参戦。
1回目 AJ福岡324岩国200km。
2回目 AJ宇都宮414、200km。
現在、島根の母親の看護のため、1ヶ月毎に千葉と島根を往復しているので、
自転車のイベント参加が思うように出来ないのが現状である。
1、2回目は、フルカーボンのロードバイク、2007年度製のタイム VXRS Ulteam(Dura)で完走。
3 のフレームは、M-idea( コンポはアルテグラ )
合計所要時間の比較( ルートが異なるので、参考程度 )
1 12時間4分 ( 中国山系を走り、心臓破りの丘多し )
2 9時間20分 ( 森林公園スタートし、時計回りに走り戻る。ほぼ平坦が多し、トンネルゼロ )
3 10時間20分 ( それなりの起伏、峠越えあり、トンネル多すぎ )
因みに、2と3の主な比較をすると、
距離 最大標高差 獲得標高
2 201.9km 409m 上り 1172m 下り 1139m
3 200.7km 539m 上り 2196m 下り 2196m
宇都宮では、前半100キロは、写真撮影のため4、5回は途中ストップ。
その後は、真面目に走る。( 途中の停止は、走るリズムが崩れる )
宮城では、後半に2、3回ほど、写真撮影のためストップ。
M-ideaのインプレのため、ほとんど真面目に走る。
では、M-idea インプレ第2弾
走行ルートは、
往路:丸森ー角田ー白石ー七ヶ宿ー高畠ー河西ー飯豊
復路は逆にたどる。
routelab 2011BRM1001宮城(昨年震災で中止になったブルベ)でご覧ください。
朝6時にスタート、ゴールしたのは午後4時20分頃。
金曜日の雨も上がり、肌寒い中でのスタート、山形県が近づくにつれ、気温が下がる。
残雪も多く、遥か彼方の山々は雪で覆われて、とてもきれいな景色が展開したブルベであった。
M−idea自転車 と タイムの自転車を比較してみて、
M-ideaは、スチールなので、とくにハンドル周りの重さを感じた。
車のハンドルに例えると、タイムがパワステ、M-ideaがパワステ無し、といったような印象を受けた。
M-ideaが優れていると感じた点は、
ハンドル周りが重いせいか、向かい風にとても強い。
慣性モーメントでも働いたかのように、向かい風をものともせずに進んだ。
今回のブルベ、参加者は40名程度。60歳以上が2名。他は30歳〜50歳が多い。
向かい風が強いコースであるも、62歳のおじさんが若者を何人も抜き去ったのだ。(笑)
私の体重が81キロ(身長166)もあるので、さすがに上りは、タイムでもM-ideaでも一番苦労が多い。
坂道では、いつも後続に追いつかれ、そのまま抜かれてしまう。( 体重があるのは大きなマイナス要因 )
今後は、野菜中心の食事にして、70キロ前後にしないと、心臓に悪い。
現に、心臓が悲鳴を上げ、血液が逆流し、不整脈がこの10年間起きている。( 心房細動 )
(コンビニで出会った地元の叔父さんから、体重を聞かれて、80キロと答えたら、
じゃあ、太ももの筋肉が凄いんだ。若いね〜と言われた。)
下りは、安定感がある。これは、タイムも同じ。体重があるので加速がつく。
直線のおける加速は、タイムの方がスピードに乗るのが早いようだ。
ただ、一度、スピードに乗ると、その持続力は、M-ideaの方があるように思えた。
今回、残念なことがあった。
それは、フロントを34にした時のアルテグラのリアのスプロケ(Dura-ace)(12−25)が円滑に
ギアチェンジできなかったことである。
自分なりに、調整したが、どうも34との相性が悪いようだ。
フロントを50にすると、うまく作動するのに、なぜか? ( 調整ミス? )
スプロケもアルテグラにすべきか、或いは、調整が不味かったのか?
このトラブルが終始続き、上りの多いコースだったので、気分が優れなかった。
今回、コンポを初めて、アルテグラにして組んだが、どうも変速の音が大きいようだ。
この点、Dura-aceは、とても円滑である。
手動のアルテグラは、だから電動にしたのかなと思った程だ。(笑)
来週、自分で調整してみて、駄目なら、近くのプロショップで相談してみたい。
最後に疲労感であるが、
今回、生まれて初めてクロモリ自転車に乗り、200キロ走行後も、疲労が残らなかった。
岩国は、さすがに山岳ブルベで、それなりに疲れた。
先週の宇都宮は、なぜか、森林公園に戻ったときは、ふらふらの状態であった。
これは、後半に飛ばしすぎたからかも知れないのと、水が普通の水だったからかな?
今回は、水にamino vitalクエン酸チャージを入れて補給したこと、
また、前夜は宿泊して、睡眠を十分にとったこともプラスに働いたようだ。
宇都宮では、朝方に高速走って、現地入りしているので、やや睡眠不足もある。
それにしても、嘘のように疲れが脚にたまっていない。体調がいいのか、M-idea のお蔭か?
5月中旬に、島根の石見グランフォンド(山岳)200キロにエントリーしており、M-ideaで走る。
それで答えがわかるかも。(笑)
今まで、今中さんのインプレ記事を読んでいたが、自転車のフレームでこんなにも
印象が異なるというのを、初めて体験した。
アルミに乗り、カーボンに乗り、最後にクロモリに乗り、
それぞれ、フレームの材質により、乗り味が違うので自転車は楽しい。
フレームの価格もいろいろとあるので、プロショップで相談し、自分の走りに合ったものを
選択すれば、それなりの満足度はあると思う。
ポタリングならアルミ、ヒルクライムや自転車レースならカーボン、ブルベやツーリングならクロモリ。
といったような選択が基本となろう。
実際、ヨーロッパの自転車レースでは、全てがカーボン自転車。
( ヨーロッパでは、クロモリ人気の衰退により、工房が廃業に追い込まれているのが多いらしい。)
PBPを目指すブルベなどでは、クロモリか。
クロモリでは、バッグ類の装備ができる点が大きいし、価格もカーボンほどでないのが多い。
では、競輪選手(世界選手権はカーボン)が何故クロモリを選択しているかと言えば、
落車が多すぎて、カーボンでは、すぐにフレームが破壊されるので、生活できないとのこと。
したがって、落車に強いクロモリである。
昨年、私のチーム仲間が小貝川の土手を走行中、反対側からやってきた自転車と接触して落車した。
上手に転んだので、身体には幸いにして怪我がなかったが、100万はする高価なトレックの自転車フレームに
クラックが入り、以後、使用できなくなり、その方はショックの余り、自転車を辞めるきっかけになった。
高価なカーボン自転車では、落車が一番の敵か。
私も、2年前の夏に炎天下で後頭部を熱され、思わず縁石にぶつかり落車した。
柔道の有段者でも、あの落車のスピードには対処できない。すぐに体の力を抜くことは自然にするが・・・。
Edge firstのカーボン自転車で、思い出が多かったが昨年、売却した。
今のタイムでは、一度も落車していない。
カーボンに乗ると、落車=自転車破壊 につながるので、最も注意を要する点である。
ランドヌール宮城での風景です。
写真は、Iphoneで撮影
出発前のブリーフィング
あ、みずばしょうだ。
折り返し点の山形県にあるコンビニにて
遠くの山々に雪が残っている
ゴールして、スタッフの方々から、心の温まるもてなしを受けた。
羊羹、手作りのカステラ、美味しいお菓子等々。
震災を体験し、人に対する気持ちも、温かいものがある。
その点、先週の宇都宮では、ゴールして「イチゴ1個」とは、トホホ。
岩国では、善哉が用意されており、お代わりが自由だったし。