母親が老人ホームにお世話になって、はや四年になる。
今、話題の特養に入れない高齢者が多いというテーマは、
益田でも同様である。
四年前も、近くの特養に申し込むと400人前後の待機人数。
離れた所でも、似たりよったり。
それで、たまたま空きがあった現在の場所にお世話になっている。
これは、益田で一番気に入っている場所である。
小さいホームではあるが、運営会社の規模が大きく、一人一人、丁寧に接しておられるので安心感が高い。
その上、立地条件がいい。
これがアメリカなら、かなり高額な費用を要求される。
アメリカは、環境がいい場所ほど高いから。
日本は、便利な場所が高い。
都会も田舎も、空家の問題がクローズアップされている。
人が住んでいない家は、庭を見ればよくわかる。
また、洗濯物などの生活感がない。
今年は、日照り続きが長く、雑草の伸びが一段と早い!
益田のシルバー人材センターも、予約をこなすのにてんてこ舞いで、今申込んでも2ヶ月先になる。
私は、計画的に益田に入るので、東京から往復二万円少しの旅費となる。これを無計画にすると、八万円近くになるので、早め早めが大切である。
数ヶ月でも空けた家には、いろんな現象が出る。予期せぬ虫、電気まわりの故障。驚異の雑草、冷蔵庫内の整理etc.
益田の生活では、何と言っても足がないと何も出来ない!
その足とは、車である。
起伏が多い土地条件では、車がないと話にならない。
この点では、特別レンタカー制度があれば、助かる。
私には、特別仕様の自転車がたまたまあるので、何とか助かっているが、益田に入った初日だけは買い物のためにレンタカーを利用している。
あれやこれやと、書いてみたが
明朝に益田を離れ、出雲へ。
そこで、島根で開催される高校インターハイの柔道競技をホテルに三連泊して見学する。
これには、自転車を持ち運び、ホテルから体育館、そこから出雲空港までも自転車で移動する。自宅の自転車がまた1台増えることになるが、9月の同窓会は自転車と共に帰省する。
母親の顔を見、家の管理をし、併せて自転車を楽しみ、自らの老後対策をしている!