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日記・一般
コートジボワールの神様が不在の前半の富士山の戦い、
青色吐息で、なかなか日本のサッカーができていなかった。
シュートが思うように打てない、ボールを奪われて、走らされる。
後半に入り、予定通り神様がやって来た。
コートジボワールのサポーターの物凄い熱狂的声援に後押しされ、
選手の団結力が一層増して、雰囲気が一変に変わり、流れが相手に。
始まったドログバのドリブル、まるでダンプカーが突進して行く様だ。
吹っ飛ばされる日本のエース本田選手、
必死に止めに入る長友、森重両選手、そこに生まれた大きなスペース。
ドロ臭い圧倒的キープ力、
前半、冷静にベンチで日本の守備陣の弱点を読んでいたのだ。
ドロが出てきて、グバッと刺された要の守備陣に隙が生まれた。
予想通り、隙が出たサイドに展開され、
わずか2分間のうちにクロスを上げられた。あっと言う間の失点2。
実にタイミングのよいヘッドと連係プレー、相当練習をしている。
ドロッと来て、グバッとやられた日本陣営。
これで1−2。何とか挽回しようとするも、原野で鍛えた逃げ足の速さ。
大久保、柿谷選手を入れても、ドログバ選手のようにはいかず、
相手のペースのまま逃げられて、ハーハーフーフー肩で息して万事休す。
走らさせ、疲れ果てた富士山丸、日本。
あの雄大な富士の姿が見えたのは、最初の本田選手の得意の左の豪快なシュート時だけ。
後は、厚い雲に覆われて、一度も美しい富士山を見ることはできなかった。
ところではあるが、コートジボワールの地図上の位置はご存じだろうか?
大統領、経済、宗教、国民性、識字率、公用語など国の状況は?
残念乍ら、富士山人は殆どの人がこの国の知識がないのではないか?
ましてや、これからコートジボワールへ旅行したい、
或は、訪れたことがある日本人はいないだろう。
日本人が行きたい国は、アメリカ、東南アジア、ヨーロッパ諸国、豪、NZだから。
エジプトや、南アフリカへ行きたい人はいるが、
なかなかどうしてコートジボワールまではねえとなる。
人口は2千万人程度、経済力は佐賀県並み、
何と、識字率は5割を割っている。
とすると、サッカー選手の中には文字が読めない人もいるのかな?
識字率が10割の日本人なら予想もつかないだろうし。
日本選手は文字が読めても、相手の戦略を読めなかったのが残念。
赤道直下の国で、スポーツと云えば、サッカーぐらい。
公用語はフランス語、60前後の民族国家。
小さい頃から自由奔放な生活をしているから、まるで自分の庭で遊んでいる感じ。
言わずと知れた、ハングリー精神が豊かな国、
逆境に強くなければ生きていけない自然環境が常にある。
そういう国の団結力、闘争心、破壊力は富士山をも圧倒した。
代表の「ドログバ」選手は、サッカーを超えた国のスターである。
一人一人の個人の身体能力の高さは、一体どこから来ているのだろうか?
生まれ育った原野、自然環境だろうか。
歩きスマホに代表される富士山丸、この国へ行って歩きスマホをやって欲しい。
きっと、歩行者に吹っ飛ばされるのが目に見えているが・・・。
一度、修学旅行先をコートジボワールにして、世界の現状を学んで見るのもいい。
柔道もそうだが、どうも日本人はフランス語を話せる人に弱い。
黒人系の人種に対しても恐怖感を抱いている人が多い。
自由に、楽しく、肩の力を抜いたサッカーを展開してもらいたい。
20日(金曜日)のギリシャ戦で、勝ち点3以外は、
全く意味がないのが現状であるが、相撲でいう土俵際の強さを求めて、
20日、早朝からTVで放映されるギリシャ戦で勝ち点3を願う。
< 紫陽花にも芯があるように、サッカーにも芯が欲しい。 >
< 負けた試合を語り合っての散歩、夜が明けない日はない。 >
< 行け、日本、富士山丸。とにかく前進あるのみ。 >
< 全力を尽くした後の日本の空、ブラジルほど雨が降らず >